2011年4月27日水曜日

時事「東京電力の電力不足について」

日本は北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、太平洋プレートという4つのプレートの上に存在している島国なわけですが、最近の東京は節電をしてること以外は震災前の生活水準まで戻ってきました。
























さて、次の東京の関心事は夏の電力不足です。

東京電力によると、去年のピーク時の需要は6,000万キロワット。
今年の節電効果を踏まえた上での試算は5,500万キロワット。

@900万キロワット足りません

900万キロワットを発電するのに必要な発電所は、
・原子力発電所なら7基
・火力発電所なら9基
・水力発電所なら180基

すぐに用意できるレベルではありません


ここで考えられるのが下記の2つ。
①関電とかから電気を分けてもらおう!
②定期メンテ中の柏崎刈羽原発の3基と停止している火力発電3箇所7基を復活させよう!


①からまず考えます。
そもそも電気は明治時代にアメリカとドイツから設備を導入したのですが、
図の通り、周波数が異なっています。(ざっくりと描きます)





























そこで変電所を作ろうという話になりますが、変電所を作るには1年半以上の建設期間と1,000億の資金が必要になります。
また周波数を変換するということは送電ロスが起こります。
(実際には送電はやってますが、100万キロワットという制限があり900万キロワットには届きません)


②はいいのですが、アンチ原発を誘導している方が多くいるので、スムーズには進まないと思います。


結局足らなそうです。
つまり、やれることはひと通りやらないと電気が足りません。
・原発は全て稼働させる。
・火力発電所も復旧させる。
・ガスタービン発電も建設する。
・個人や会社単位での節電を行う。

福島原発はまだ人を殺していません。
今回の失敗は必ず次に生かされるはずです。


(追記)

先日、コストパフォーマンスが高いガスタービン発電も建設されることが東京電力から発表されました。(タイが2基を5年間無償貸与)
様々な要因の結果、5,200万キロワットまで上がりました。
@300万キロワット。
定期メンテ中の火力発電所が復旧すれば普通に問題なさそうです。

この記事書いてて思ったんだけど、やっぱりペンタブほしいです。
イラレ使えばある程度形になるけど、マウスじゃやりにくい。

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